『日本歴史地名大系』(平凡社刊)。歴史地名事典の決定版といって間違いないだろう。
1県1冊を基本に、四半世紀をかけて全50巻(計51冊)を完結させた。ひとつのシリーズに25年の歳月をかけるなど、今の出版業界では考えられない偉業である。
ではこの『日本歴史地名大系』(以下『歴史地名』)は、どんな経緯でこの世に生まれ、
刊行され続けていったのだろうか。
企画段階から関わり、最後は編集長を務めた森田東郎さんに『歴史地名』のあれこれを伺った。3回に分けて、お送りする。
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| 構成・文/角山祥道 写真/峯岸雅昭 |
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日本歴史地名大系 地名をキーワードに、その土地に根ざした人々のいきいきとした歴史を掘り起こす──『日本歴史地名大系』は、中央史中心だったそれまでの"日本史"を鮮やかに塗り替えた、画期的な事典だ。 |